ツチトリモチ  (ツチトリモチ科 ツチトリモチ属)

2003.12.14 広島県広島市 Balanophora. japonica Makino

日本の固有種、紀伊半島から口永良部島で見られる。
照葉樹林のクロキ、ハイノキ等の根に寄生するという。寒い時期に鮮やかな赤いカラオケマイクが並んでいた。図鑑では雌雄異株とされているが、ここでは雄花は見つからず、雌花だけで構成されているようだ。県の北部にはミヤマツチトリモチ 沖縄には リュウキュウツチトリモチキイレツチトリモチ など。


年によっては1〜2月でも見られる。 2008・1・26


ツチトリモチの表面をカットしひとつひとつの雌花を起こしてみた。なお、食べてみて、柔らかい洋梨のような味という。「とりもち」は普通モチノキ科の樹木の樹皮からとる粘着性物質(松ヤニみたいなものか)を利用して作る鳥や昆虫の捕獲剤(ゴキブリホイホイみたいなもの)だが、本種も材料になるらしい。

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