百合科ちゃんの部屋 ユリ科(LILIACEAE)

ホトトギス属(Tricyrtis)


セトウチホトトギス(T.setouchiensis

ヤマジノホトトギスに似て花被片は水平、あるいはやや下を向く。ヤマホトトギスのように反り返ることは無い。葉と茎に毛が多く、なにより花柱まで赤紫の斑点がある。花被片の中央部が黄色いのも特徴。花被片の反り返り以外ホトトギス(Tricyrtis hirta (Thunb.) Hook )に似ている。
瀬戸内海地方に自生するからついた名前だが、分布は大阪府・和歌山県・兵庫県・岡山県・山口県と言われている。しかし今回私が発見したのは広島県であり昔から確認の報告はあった。芸北域から東部まで見られるようだから注意してみよう。
2008・9・20 広島県神石高原町・帝釈峡にて


茎、葉に毛が多い。特に葉は触るとざらざらしている。


(左):セトウチホトトギス  (右):ヤマジノホトトギス   中央部の色、斑点など違いあり

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